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お墓の相場って?

これからお墓を求めようと思った時に、どのくらいが相場なのか?まず第一知りたい方も多いでしょう。具体的な平均的な価格はどの位なのでしょうか?

一般的に、民営墓地で購入する場合、総額で約150万円~300万円が相場であると言われています。金額に差があるのは、墓石の費用の他に、お墓を購入する地域(場所)によって永代使用料(土地代)に大きな違いがあるためです。

例えば、東京23区の相場は約300万、千葉県だと約200万など、住宅と非常に似ていて、お墓の平均に大きな違いがあります。だから、お墓を求める場所の希望が明確でないと、はっきりした相場額を言うことができないのです。

お墓にかかる費用の内訳

永代使用料は、先ほどもお伝えして通り、一般の土地と同様に、都心ほど値段が高く、郊外に行くほど安くなります。また、広さや石の形や大きさ、石材の種類、墓石以外の付属品をどのようにするかによっても総額は大きく変わります。

墓石の形は、和型墓石(伝統的な縦型墓石)もなじみが深く、人気の形ですが、最近では都心を中心に、洋型(横型)タイプやデザイン墓石(好きな形で作ったお墓)が増えてきています。中期的(5~10年単位)に見ると、全体がコンパクトになる傾向に有り、購入する平均の相場も下がっている傾向にあります。

使用する石の種類で相場も大きく変わる

そして、墓石の産地(石が採掘される国)・加工地(お墓を加工する国)によっても価格が違います。石は、日本国内での産出量が非常に限られているため、中国をはじめとして、インドやスウェーデン、韓国など、さまざまな国から輸入されています。中でも高価で有名なのが、日本産の石で産出量が少ない庵治(あじ)石や本小松(ほんこまつ)石です。

高価な石材になるほど、石の加工に細心の注意が必要になることも多く、その良し悪しは、素人には判断できないケースも有ります。ですから墓石を購入する際は、信頼できる石材店を選ぶことがとても大切になるのです。

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