お墓のよくある質問

お墓案内センターに寄せられたお墓のご相談の一部を掲載します。

お墓の費用、いくら位しますか?

q これからお墓を建てようと思っています。お墓の土地は準備していますが、お墓に関することはこれから検討する予定です。お墓を建てるときにかかる費用ですが、いくら位が平均ですか?相場ですか?

a はい。これからお墓を建てられるにあたって、かかる費用、相場についてのご相談ですね。まず、全国的な平均費用としては約160万円になります。しかし、お墓を建てる広さ(面積)や、石の色(種類)、そしてお墓の大きさなどにより、お墓の費用も大きく変化します。ご相談者様が、準備されている土地の広さはどれくらいですか?また、どのようなお墓を建てたいとお考えですか? 家を建てるのと同じで、どのようなお墓を建てるかで、費用も大きく異なります。しかしどのくらいかかるか、ご存知になられたいお気持ちはよく分かります。具体的な条件をお伝えいただければ、目安の費用をお答えできますので、お気軽にご相談下さい。

1級お墓ディレクター お墓相談員 寺田良平 

 

お墓はどのくらいの期間で出来ますか?

q 家族が亡くなりました、出来れば四十九日までにお墓を建てたいと思っています。あと30日ほどありますが、お墓を建てることは出来ますか?お墓が出来るまで、どのくらいの期間がかかりますか?

a この度は、ご家族様がお亡くなりとのこと、心よりお悔やみを申し上げます。ご相談の、お墓が出来るまでの期間についてです。一般的には、ご注文なさってから2ヶ月ほどかかることが多いです。ですので、あと30日ほどとのことですので、間に合わない場合も多いです。しかしながら、国内で加工するお墓を注文する場合、また、その石材店や霊園が、展示していたり、売れ筋の形のお墓で、すでにお墓を準備(在庫)している場合などは、間に合う可能性があります。ですので、速やかに石材店や霊園に相談されることをおすすめいたします。ただし注意点として、焦ってお墓の契約をすることは、お墓のトラブルに合う確率も高まりますので、しっかりとご検討され、納得した上で、おすすめになって下さい。ご参考になれば幸いです。

1級お墓ディレクター お墓相談員 原口視加 

 

お墓の引越しにかかる費用

q 先祖のお墓がありますが、遠くてお参りに行くのが大変です。現在のお墓を、住まいの近くに引越し、移設したいのですが、どれくらいの費用がかかるのでしょうか?

a はい。お墓のお引越し、移設をご検討なのですね。お墓の引越しにかかる費用の内訳を考えますと、下記の通りとなります。

現在の先祖のお墓(墓石本体)を引越す場合
現在のお墓の取り外し工事費用
取り外したお墓の運搬費用
利用できない部分(取り外したお墓の囲いなど)の処分費

新しい墓地の取得費用
基礎工事費用
新たに設置する部分(囲いや納骨室など)の製作、設置費用
運搬したお墓の設置費用

主に以上の費用がかかります。
ですので、現在の先祖のお墓がある墓地の広さや大きさ、立地条件、また、新たな墓地の広さ(取得費用)や、旧墓地から新墓地への距離(運搬費用)など、様々な要因によって、必要となる費用が異なってきます。例えば、家を求める時に、街中だと土地代が高く、郊外に行くと求めやすくなるのと同じイメージです。ですので、新たな墓地の具体的な希望や、旧墓地の状況などを詳しくお伝え下さい。ご相談者様の状況に合わせ、目安となる費用をお伝えすることができます。お気軽にご相談下さい。

1級お墓ディレクター お墓相談員 寺田良平 

 

よくある質問の一部をまとめました。
失敗しないお墓選びの重要なポイントは、「分からないまま」、「疑問が残ったまま」の状態で進めないという事です。
疑問や不安がある、分からなくて困っている・・・という方は、お気遣いされることなく、ご相談ください。

 

お墓のトラブル

今までに相談のあった、お墓のトラブルをご紹介します。これからお墓づくりをされるあなたに、事前にトラブル事例を知っていただくことにより、トラブルを防ぐお役に立てば幸いです。

トラブル例)

  外国産の石を、国産の石と偽って、異常に高い値段で買わされてしまった。

このように、外国産の安い石を『国産』と称して高額で売りつけるケースが起きています。ただ、完成して引渡しされる時には判断がつかないのも事実。引渡しの後も、ずっと気づかないことがあるかもしれません。
このトラブルを防ぐためには、石の種類、産地を明記した契約書を作ってもらうことが一番効果的です。万が一、産地や石の種類が間違っていた場合でも、保証してもらえます。こういう契約書をしっかり作成し、保証なども明記してある石材店なら、ひとまず安心でしょう。

 

  1年前に霊園の墓地を買った。お墓を建てようと霊園に行ったら、自由に石材店を選ぶことはできないと言われた。

このトラブルを防ぐためには、まず、霊園の契約(墓地の申し込み)の時に、しっかりと霊園の規則や決まりを確認しておかなければいけませんでした。
とは言っても、契約前に担当した石材店から何の説明もなかった場合は、とてもわかりにくいでしょう。霊園を契約する際には、必ず、お墓を建てる石材店の指定があるかどうか確認することが大切です。

 

  宗教を問わないと書いてある墓地を購入した。それなのに、お墓が出来上がると、「経営しているお寺の檀家になってください」と告げられた。

とても分かりにくいですが、「過去の宗旨宗派は問いません。」という表現があります。以前はどんな宗教でも良いですよ、という意味ですので、お墓を建てた後は、お寺の宗教に従うケースが大半です。分かりにくい表現ですから、一般の方にも分かるように、墓地の案内をした石材店が事前に説明をすべきです。誠実な説明が出来る石材店ならば、このようなことにはならないでしょう。

 

  何度お願いをしても、見積書を出してくれない。

見積書が無い状態の口頭での契約、または、どういう内容の見積りなのか、はっきりと分からない見積り書(石の種類や、どういうデザインか、いつ完成するのかなど)しか出さないケースは注意が必要です。お墓が完成した後に、希望と違う、お願いしていた内容と違うなど、問題に気づいた時にトラブルにならないためにも、しっかりとした見積りや契約書は重要ですので、どれだけ依頼しても応じてくれない石材店には、十分注意をして下さい。

 

最近寄せられた相談です。共通するのは、お客様のことを大切に考えている「良質な石材店」を選んでいれば、どのトラブルにも合わなくて済んだという内容ばかりです。
「こちらのお店のほうが値段が安いから」
「営業マンが、毎日訪問してくるから」
などの理由だけで、石材店選びをするのは危険です。本当に自分たちのことを考えて、お墓づくりをしてくれる石材店、将来も安心してお願いできる石材店かどうかを、よく検討してお決めになられてください。


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