家族そろってお墓参り
富山県で、祖父母と先祖のお墓参り

・お墓参りの時期 :春のお彼岸
・誰と:両親と姉
・41歳/女性

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両親と姉と私の4人で、今年の3月19日(水)お彼岸のお参りをしました。墓には、先祖と祖父母が眠っています。墓は家から車で1時間ほどの場所にあります。花屋さんでお彼岸の花を買い、線香と数珠と掃除用具のほうきとちりとりとゴミ袋などを持って出かけました。

墓場には水道があり、共同で使えるバケツと柄杓があります。そこで水を汲んで家の墓へ行きました。秋のお彼岸ぶりなので、墓と周辺は枯れ葉やごみなどが目立ちました。ほうきで掃いて、雑巾で墓石を拭き、ゴミを袋に入れました。

墓石に柄杓で水をかけて清めました。それから持って来た花を供え、線香を灯し、数珠を合わせて、祖父母の冥福を祈りました。子供の頃から、春と秋のお彼岸は、家族でお参りをしていました。

亡くなった人が住むあの世(彼岸)と私たちが住むこの世(しがん)は、春分と秋分の季節に一番近くなるので、この数日間をお彼岸と言い、お参りをするのだよ、と祖母から教えてもらいました。

その言葉を思い出し、祖父母と先祖の距離が近くなっているお彼岸に家族揃ってお参りできたことに感謝しました。帰ってから家の仏壇に、花と線香、祖父母の好きだった羊羹をお供えしました。

 

とても幸せな気持ちになった一日
東京都で、曽祖父、曾祖母、祖父のお墓参り

・お墓参りの時期 :春のお彼岸
・誰と:祖母、弟
・24歳/女性

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その日、両親は仕事だったので、弟と共に八十歳の祖母の付添いで行きました。祖母は病気もなく元気なのですが、足が弱くなり一人で遠出させるのは不安なため、私たちがお供したのです。

春らしくとても暖かい日で、桜の花も既に咲いていました。絶好のお参り日和です。私達は、いつものように電車で数駅先に行った後、タクシーでお寺まで向かいました。

お寺まで着くと、まずは住職さんに挨拶し、お線香を頂きます。次にバケツに水を汲み、お墓まで運びます。こういった力仕事は、主に弟の仕事です。弟は墓石を綺麗に掃除し、私はお供えのお花を活けます。

おばあちゃんは、私達の働きにとても喜んでいるようでした。そして、皆でお線香を上げ、数珠を持って故人の冥福を祈りました。私は何となく嬉しい気持ちになったので、きっと曾祖父母や祖父も喜んでくれていたのでしょう。

お墓参りを終えると、お寺の方に温かい甘酒を頂きました。お彼岸なので、いつもより多くの人で賑わっていました。その後私達はお寺の周辺を散歩し、帰路につきました。何だか良いことをしたような気分になり、とても幸せな気持ちになった一日でした。

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