お彼岸は必ず家族揃ってお墓参りに
福島県で、祖父、祖母のお墓参り

・お墓参りの時期:去年の秋のお彼岸
・誰と:両親と私の旦那と4人
・28歳/女性

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私は小さい頃からお彼岸は必ず家族揃ってお墓参りに行っていたので、結婚して実家を離れた今でも彼岸の度に実家に帰り、お墓参りをしています。私の祖父、祖母のお墓は急斜面にあり、そこに行くまでは急な坂を上っていくので足腰が弱いと上るのも一苦労です。

両親も年を取り、一番若い私が先頭にたって歩きます。皆年を取ったね、昔はこんな坂スイスイだったのにねなんて笑いながら、息を切らしながらお墓に向かいます。私の旦那は日頃から運動不足なので両親と一緒のペースで辛そうに坂をのぼっていました。

小さな町にある墓地は、殆どの人が同じ墓地でお墓を建てるのでお彼岸の日は沢山の顔見知りと出会えました。お墓につくと沢山のお花が添えられていてお墓が綺麗に清掃されていました。親戚や従兄弟が沢山来てくれる祖父、祖母のお墓はいつ来ても綺麗なので私達家族も負けじと綺麗にしていきます。

結婚してまだ日が浅かった私は祖父、祖母に結婚を報告し、旦那を紹介しました。綺麗に墓石を洗い、急な坂を下り、旦那は疲れたようでしたが、私はとても清々しい気分で両親とまた春も行こうねと約束しました。

 

駆け足の墓参り
奈良県で、先祖と父親のお墓参り

・お墓参りの時期:春のお彼岸
・誰と:女房、息子、孫2人と5人で
・64歳/男性

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かっては父の育った実家があった町の、先祖代々の墓や父が眠る墓がある墓地に少し早めにお墓参りしました。息子が運転する車で、墓地に向かいました。朝から曇り空で雨の心配もあったのですが、息子の休日や、保育園に通う孫2人も連れて行きたかったので、強行しました。

墓地の少し手前のスーパーで、トイレ休憩と花を買うために車を降りました。孫達はお菓子を買い、ピクニック気分です。しかし、スパーを出ると雨がぽつぽつと落ちて来ました。 迷ったのですが、もう墓地が近いので、そのまま進みました。

墓地に着いたときには雨脚は激しく、風も強くなっていました。傘をさし、急いで花を手向けてお参りをしました。将来、墓を守ってくれるべき、孫2人も雨に濡れながら小さな手を合せていました。雨脚が強く、線香を手向けることもできず、早々に車に駆け込みました。

墓参りをして、こんなに大雨にあった事はありませんでした。また孫2人がそろって墓参りをするのも、下の孫が生まれた時に報告に連れてきて以来でした。駆け足の墓参りでしたが、思い出に残る墓参りでもありました。

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