できるだけ一緒にお参りしたいと思います。
埼玉県で、祖父母、父のお墓参り

・お墓参りの時期 : 春のお彼岸
・誰と:母と
・46歳/女性

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16年前に父が病気で他界したときにお墓を買いました。本当は祖父母が眠っている田舎のお墓に納骨する予定でしたが、丸1日かけて行くような遠いところなので、いつでもお参りに行けるところに買おうということになり、祖父母と父は田舎のお墓と分骨することにしました。

それから、命日、春、秋のお彼岸は必ずお参りに行っていますので、例年通り今年も春のお彼岸に母とお参りに行って来ました。毎年、春のお彼岸頃はまだ肌寒いことが多いのですが、今年は良い天気で朝から暖かい日でした。

お墓は公園墓地なので事務所の方が定期的に見回りをして、枯れたお花や線香入れを掃除してくださるので、当日は墓石やその周りを少し掃除する程度です。今まで私の兄弟も一緒にお参りに来ていたのですが、遠い土地への転勤が決まりお参りには来られませんでした。
もうすぐ80歳になる母はすっかり足腰が弱って来たので、あと何年一緒にお参りに来られるか分かりませんが、できるだけ一緒にお参りしたいと思います。

 

お線香をあげながら近況報告
宮城県で、友人のお墓参り

・お墓参りの時期 :春のお彼岸
・誰と:同級生の友人
・30歳/男性

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私は先日、高校の同級生で友人のお墓参りへ行ってきました。ちょうど春のお彼岸も近い日だったため、他の同級生も誘って仙台市にある彼のお墓へ向かったのです。彼が亡くなったのは、今から4年前の交通事故でした。

運輸関係に就職した彼とは、お盆休みや正月休みなど、年間に数回しか会うことが出来ませんでしたが、お互いの仕事について相談し合ったり出来る大切な友人でした。そんな彼が交通事故で亡くなったという知らせを受けた時には、信じられない気持ちでウソであって欲しいと強く願ったものです。それは数年経ったいまでも、心の何処かに残っていて、いつか彼はひょっこり帰ってきて姿を現してくれるのではないかと期待してしまいます。

そんな彼のお墓参りへ友人と行くと、必ずと言っていいほど昔話をします。彼が一緒に話を聞いてくれているような気分になり、私たちも彼に話を聞いて欲しいと思っているからです。

ひとりひとり、お線香をあげながら近況報告などをして、丁寧にお墓を拭き掃除してきました。また集まってお墓参りをしようという約束をして、私たちはそれぞれの帰路につきました。

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