お彼岸に家族揃って、祖父母の思い出話
大分県で、祖父、祖母のお墓参り

・お墓参りの時期 : 秋のお彼岸
・誰と:両親と妹と四人で
・27歳/女性

230josei

駅やバス停から大分離れた場所にある霊園に、祖父母は眠っています。私が幼い頃に祖父は亡くなったので、両親に連れられてもう何度も行ったことのある場所ではあるのですが、その立地上、駅からタクシーで向かうことがほとんどです。

幼い頃は、その人里離れた霊園がなんだか少し怖かったりしたものです。けれど今は、こんな気持ちの良い場所に祖父母が眠っているんだな、良かったなという思いでいます。

その年はまだまだ残暑が厳しく、タクシーを降りてからお墓に向かうまでに、皆、汗をかきかき歩いていたことをよく覚えています。広大な霊園で、方向音痴の私が一人で行ったら間違いなく迷ってしまいそうな、小高い場所に祖父母のお墓は位置しているため、結構な距離を歩くのです。

お花を供えてお線香をあげ、残暑のせいで墓石がほかほかと温かくなってしまっていたので、父が「ほら、涼しいでしょう」と言いながら水をひしゃくで墓石に掛けてあげ、続いて私も一緒に水を掛けました。

子どもの頃は夏休みにお参りに行くことが多かったので、お彼岸に家族揃って、祖父母の思い出話などをしながら歩き、ゆっくりとお墓参りしたことは、なんだか清清しく良い思い出です。

 

のんびりと自然の空気を満喫できる
山口県で、祖父(父方)のお墓参り

・お墓参りの時期 :2年前のお彼岸
・誰と:父、母と父方の親戚皆で
・24歳/女性

230josei

2年前のお彼岸に、父方の祖父が眠る山口県へお墓参りに行きました。そこは父の生まれ故郷でもあるのですが、電車もバスも通っていないこじんまりとした所なので大変交通の便が悪いのです。

行き帰りは車か、途中まで電車で後はレンタカーくらいしか方法がありませんし、周りは海や山しかなくコンビニや遊ぶ所もありません。そして祖父のお墓は山の方にあり、そこへ行く道もあまり舗装されていないので向かうのに苦労します。

それでもお参りの時には遠くに住んでいて滅多に会う事の出来ない親戚達に会えますし、お参りの後は色んなご馳走が出てくるので一大イベントとして楽しみでもありました。中でも一番印象に残ったのは、いとこが結婚して生まれた赤ちゃんを連れてきた事です。

その赤ちゃんは何と3つ子ちゃんで、とっても可愛くて親戚一同皆写真を撮ったり抱っこしたりとすごく可愛がりました。交通が不便だったり何も遊ぶ所がなくて退屈だけれど、久しぶりに親戚に会って色んな話しをしたりのんびりと自然の空気を満喫できるので、お墓参りへ行く事も大事だと思います。

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